全国学力テストの結果から感じる、子どもの「考える力」を伸ばすことの重要性 | 「考える力」を伸ばす『地図育®』コラム

全国学力テストの結果から感じる、子どもの「考える力」を伸ばすことの重要性

子どもの能力

■全国学力テストの結果が発表になりました

一昨日(8/25)のニュースになりますが、ことし4月に全国の小学6年生と中学3年生が対象の「全国学力テスト」の結果が発表になりました。

→全国学力テストの結果のニュースはこちら

「全国学力テスト」は文部科学省が平成19年度から小学6年生と中学3年生を対象におこなっている全国規模のテスト。今年はおよそ213万人が参加した、とのこと。
科目はは国語と算数・数学が基礎的な知識をみる「問題A」と、知識を活用する力を問う「問題B」に分けて出題されたほか、今回初めて理科が全員を対象に行われました。

結果はどうだったのでしょうか。ここは「問題B」を意識して以下の数値を見てください。

【小学校の平均の正答率】

<国語>A:70.2%、B:65.6%

<算数>A:75.3%、B:45.2%

<理科>61%

【中学校の平均の正答率】

<国語>A:76.2%、B:66.2%

<数学>A:65%、B:42.4%

<理科>53.5%

 

どう思われましたか?

やはり、という感じでしょうか。

知識を問う「問題A」ではいずれも7割近い回答率なのに、その知識から知恵を使う「問題B」になると極端に回答率が落ちます。またニュースでは「理科では観察や実験の結果を分析して考察したり記述式で説明したりする力に課題が見られた」としています。

例えば、正答率(?)が低かったのは小学生では「実験結果を見ながらものの溶け方の規則性」を答える問題、中学生では「魚のえらの動きと水温との関わりを調べた結果を読み解き、適切な考察ができるかを見る」問題などだったそうです。

また小学生の国語Bでも、「目的や意図に応じて内容を整理しながら記事を書くことができるかどうかを見る」目的で「小学校で開かれた地域のお年寄りとの交流会を取材し、加した女性へのインタビューの内容を、女性の表情などを交えて40字から70字で学校新聞の記事を書く」という問題が出されましたが正答率(?)が低かったそうです。

 

■日本の子ども達に足りないのは「考えてひねりだす力」

日本の子ども達の弱点がだいぶ見えてきています。

正解がないところで自分なりの答えの出すことが苦手のようです。

文部科学省の発表している元資料を見ても、上記の学校新聞の回答率はなんと34.9%。いかに「創り出す」力が足りないかを実感させられます。

文部科学省も課題として「観察・実験の結果 などを整理・分析した上で,解釈・考察し,説明すること」を挙げています。

→文部科学省発表の結果サマリーはこちら

まさにこれこそ、正解がない時代で生き抜いていくために必要なスキル。杉並の公立中学で民間校長をされていた藤原和博さんのおっしゃるこれからの成熟社会に必要な「正解」ではなく「納得解」を得られるためのプロセスとして極めて重要なことだと思います。

子ども達の「考える力」、もっと言い換えれば、正解がないなかで自分なりの答えを「ひねりだす力」を養うことはもうまったなし、時代の要請だと感じます。

そのために普段の生活の中で父親として何が出来るか。それはビジネススキルとして培ってきた「仮説構築力」だったり、「PDCA」の考え方を普段の遊びやレクリエーションを通じて「思考の癖」として身に付けさせることではないか。そのためにはどのようなことを具体的にしていったらいいのか。

これからも考えていきたいと思います。

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