5歳には5歳のプライドがある:子どもの自尊心を大事にすれば勝手に伸びる | 「考える力」を伸ばす『地図育®』コラム

5歳には5歳のプライドがある:子どもの自尊心を大事にすれば勝手に伸びる

子育て

一昨日のことです。

5歳になる息子の幼稚園のお友達が我が家に遊びにきましたが、あまりに楽しすぎて遊び足りず、急きょそのままお泊りすることになりました。

夜になり、お風呂に入る時間になりました。

息子とその友達、そして上の娘の3人で入ってもらったのですが、ここで一つ事件が起こりました。

息子が一足先に風呂から出てきて、いつものように自分の洋服ダンスから寝間着を着ようとしたときに「あ、そうだ」と一言つぶやいたのです。

そして、おもむろにパンツを履きだしたのです。

実は息子は寝るときだけ、未だにオムツを履いていました。

親としても夜だけでも5歳でオムツが外れていないことは世間的にはとても遅いことは十分にわかっていました。しかし、幼稚園に上がってから何度もおねしょをしてしまうことがあり、予防のために履かせていました。

ただ最近は起床してもオムツを濡らしていることも少なくなり、これまで何度も「もう大丈夫じゃない?」といくら尋ねてきましたが、本人の希望で毎晩オムツを履き続けてきました

 

我が家では親の都合で、問いかけ強制的にオムツを外すことはさせないようにしよう、と妻と決めていました。決めるのはあくまでも本人。両親はあくまでもそのサポート役に徹すると決めていました。

ですからいつの日か自らパンツを履く、と言ってきてくれる日を気長に待つことにしました。

ところが今回自らパンツを探し出して履きだしたのです。

おそらく泊まりに来た同級生の友達にオムツを履いていることはやはり恥ずかしく、知られたくなかったのでしょう。妻にも「今日は寝る前におしっこ行って、パンツ履く」とこっそり宣言をしたそうです。

私たちも「オムツ履かなくて大丈夫?」などとうっかり友達の前で聞かないように気を付けました。

翌朝、息子たちと同じ布団で寝た妻によると、起床し「大丈夫だったよ」とこっそりと妻に自慢げに言った、とのこと。

この日を境に息子は少し自信がついたような気がします。

一つ大きな壁を乗り越えたような清々しさがあります。

先ほど、息子にこっそり聞いてみました。

「おしっこ、大丈夫だったね」

息子は少し恥ずかし気に、でも自信たっぷりに「うん!」とうなづいてくれました。彼の小さなプライドを見たような気がしました。

 

先ほど聞いてみました「もうこれからオムツはしなくて大丈夫?」

すると、「トイレ行けばいいからね、もう大丈夫」と自信満々に答えてくれました。

 

もし、友達の前で「○○(息子)はまだオムツ取れてないんだよね~」と言ったり、「オムツ履かなくて大丈夫?」などと聞いたら、例え冗談ぽく言ったとしても、息子はおそらく相当傷ついたのではないかと思います。

 

その小さいけれど大事なプライドを守ってあげられたことで、本人の中で大きな進歩を見た気がしました。

 

「たかだが子どもだから」「どうせまだ幼稚園児だから」

そんな意識をつい持って言葉を発してしまい、知らず知らずのうちに子どもを傷つけたりしていませんか?

子どもは子ども扱いされることを一番嫌がります。

身体は子どもでも人格を持った1人の人間です。

きちんと尊重すべきところは尊重してあげましょう。

認めてあげるべきところは認めてあげましょう

そうすれば、子どもは自分に自信をもって自ら成長してくれます。

息子が、自主的にオムツを捨て、そして自信を持ってくれたことに、心から喜びを感じています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました