人を見下した発言をする子は自分が不幸になる:子どもを人として成長させるためには、子どもの声かけの内容に気をつけよう

■5歳の子どもが人を見下す、という不幸な事例

本日の東洋経済オンラインに興味深いWEB記事が出ていましたのでご紹介します。

親のダメ言動が「人を見下す子」を育てている

 

この記事、衝撃的なコメントから始まります、

「みんなはバカが行く小学校に行くけど、僕は勉強ができる子が行く小学校に入学するんだ!」。これは筆者が実際に目にした光景で、5歳の男児が友達に放った言葉です。

「地元の公立小学校に行くのは頭の悪い子、頭の良い子は国立や私立小学校に通う」、この考えを子どもがもともと持っていることは思えません。夫婦の会話を聞いていたか、もしくはママやほかの大人が一度でも子どもに放った言葉を子どもが聞いて、口真似した、ということなのでしょう。恐らくこの子どもには悪気はなかったのではないかと思います。

この記事で忠告しているのは、

・親が口にする不満や愚痴や噂話・悪口・虚栄心から出た言葉を子供は意外にきちんと聞いている

・小さい子どもは親が言うことをそのまま受けてしまう傾向が強い。

・だから、親が口にするネガティブな評価やコメントをそのまま受け止めて、自分の価値観としてしまう

・そうなると、子どもは他の人を侮蔑し、見下すようになってしまう。

 

■私の友人の話

この記事を読んで私の友人を思い出しました。

彼の母親についてです。

彼の母は、性格的に人や周囲を批評しがちなところがありました。

「あの人は○○だ」「あそこば○○だ」

それが子育てにも使われ、

「あなたも○○のようにならないように気をつけなさい」

こんな言葉が何度か声かけられるようになりました。

 

そうなると子どもとしては、同じように何事も批評するような視点で物事を見てしまいます。

「あいつは○○だ」「どうしてこれは○○なんだ」

何もできない癖にいつも偉そうに辛口批評ばかりしている、嫌な奴に彼はなっていました。

そうなると、人も寄ってこなくなり、本当に心を許してくれた友人は少なかったかもしれません。

 

彼は途中で気が付き、親のそういう批評癖を客観視することで、その価値観をそのまま受け入れないようにしたことで、心に余裕ができ、それからは友人もたくさんできるようになりました。

 

ただ、この東洋経済の記事のように、親としては何気ない批評や非難している言葉がそのまま子どもの言葉として発せられた瞬間、それはその子の人格として周囲からは受け取られてしまいます。

そうなると、周囲は腫れ物に触れるかのようにその子に接することになり、本音で語ってくれることが無くなってしまいます。

そうなると不幸になるのは子ども自身です。

所詮人間なんて一人でできることは限られている。誰かの協力がなければ成長できない。

でも身の発言によって、周囲が自分を遠ざけ、助けてくれる人が誰もいなくなっているとしたら、それは不幸なことですが、自業自得です。

その元凶が実は親の子どもに対する声かけかもしれない、と考えたらちょっとゾッとしませんか?

自分の子どもに常に人が寄ってきてくれるのが望ましい環境だとしたら、親からの普段の声かけも意識して気を付けていきたい。友人の経験からもそう強く思った記事でしたので紹介させていただきました。

 

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折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育プロデューサー(44歳・男性)。 学生時代に競技オリエンテーリングに出会う。普段は鈍足なのに、地図読みが得意であったため、オリエンテーリングになると上位になれることからどっぷりハマり、いくつかの競技大会で上位に食い込む。 しばらく競技からは離れていたが、2児の父親となり、子どもの心身の成長に何か役立てないかと考えていたところ、地図の持つ奥深さを思い出し、「地図を使った子育て」を思い立ち、我が子に実践。 現在は、年に数回、オリエンテーリングの個人競技大会に出場する一方で、地図を使って「地図を使って、子どもが自ら考えて動ける力をつける」地図育を準備中。近々「親子向け地図育ワークショップ」を展開予定。

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