自己肯定感は「心のエンジン」。2020年からの大学入試に向けて育てていこう

昨日は一つのイベントに参加してきました。

「未来の先生展2017」という教育イベントで、2020年から大きくかわる教育改革に関連して、プログラミング教育や英語教育、大学入試、あるいは子どもの心の作り方、学校の先生方のワークライフバランスなどとても多岐に渡るテーマに沿った1コマ90分のセッションが恐らく1日で100以上は開催されていたのではないかと思います。

http://www.mirai-sensei.org/

 

1コマ90分のセッションの中では、講師の話を聞く座学形式のセミナーだけでなく、初めて出会う参加者同士が1つのテーマに沿って意見を交換しあうワークショップに似た「ワールドカフェ」というものも開催されました。

 

私は今回、2つの座学講義と2つのワールドカフェという少人数でおこなうワークショップに参加しました。

 

 

多くのセッションで繰り返し出てくるワードがありました。

 

それが自己肯定感という言葉です。

 

 

とにかく日本の子どもは自己肯定感が低い。

 

例えば、平成27年に発表された高校生を対象にした調査によると

 

「自分はダメな人間だと思うことがある」

 

・日本 72.5%

・アメリカ 45.1%

・中国 56.4%

・韓国 35.2%

 

驚きました

何と日本の高校生の、自己評価の低さがとても際立っています。

 

こんなに高い数字だと思いませんでした。

 

今回参加したワールドカフェの1つでは、

 

「なぜ日本の子どもは自己肯定感が低いのか」

「自己肯定感を伸ばすにはどうしたら良いのか」

 

といったことがテーマで話し合いがされました。

 

このセッションでは、「自己肯定感とは”自分はOK”と思うこと」「自己肯定感は心のエンジン」というお話しが、インスピレーショントークとしてゲストスピーカーを務められた放課後NPOアフタースクール代表理事の平岩国泰さんからありました。

 

本当にそう思います。

 

自分を認める気持ちが無ければ、前に進む力が沸きませんし、途中で不安になる気持ちを抑えられません。

 

今回は5つほどに分かれたグループがそれぞれが思う「自己肯定感の育み方」を発表しましたが、

 

ゲストスピーカーの平岩さんは「まずは自分自身の弱みを受け入れてくれる」周囲の環境が大切だというご意見でした。

それは、家族であったり、友人で会ったり、恋人であったり、

 

そのうえで、

・弱みを強みに変える

・得意なフィールドで勝負する

 

こうしたことで

・少しずつ自信をつける

ということをおっしゃっていて、なるほどと、とても思いました。

 

■地図歩きで目指すことの1つも「自己肯定感を育てる」こと

 

地図育でおこなう、競技オリエンテーリングをベースにした「地図歩き」も「自己肯定感を育てる」ことを1つの目的としています。

 

地図育でおこなう「自己肯定感の育て方」は「小さな成功体験を積み重ねる」ことでおこないます。

 

具体的なお話しをします。

地図を見て、見知らぬ土地で目的地に向かって進む行為は、慣れていないと多少の困難を伴います。

 

地図から情報を読み取り、「こうやって進もう」と仮説を立て、足を進める。

けれども、地図の読み違いや、曲がるべき道が見つからなかったりすることもしばしばですし、

思い通りに進んだところにきちんと目指すチェックポイントが置いてあるのかどうかはたどり着くまではやはり不安です。

 

だから、思い通りの場所にきちんとチェックポイントを見つけた時は至福の喜びです。

地図を読んで、たどりつくまでの最短ルートを思い描き、その通りに間違わずに、何のタイムロスもなくたどり着けた時は、

「自分ってすごい!」という気持ちになります。

 

まさしく小さな成功体験です。

 

オリエンテーリング、ならびに地図歩きはゴールを目指しながらこの「小さな成功体験」を何度も繰り返すことで、自己肯定感が育つのです。

 

 

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折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育プロデューサー(44歳・男性)。 学生時代に競技オリエンテーリングに出会う。普段は鈍足なのに、地図読みが得意であったため、オリエンテーリングになると上位になれることからどっぷりハマり、いくつかの競技大会で上位に食い込む。 しばらく競技からは離れていたが、2児の父親となり、子どもの心身の成長に何か役立てないかと考えていたところ、地図の持つ奥深さを思い出し、「地図を使った子育て」を思い立ち、我が子に実践。 現在は、年に数回、オリエンテーリングの個人競技大会に出場する一方で、地図を使って「地図を使って、子どもが自ら考えて動ける力をつける」地図育を準備中。近々「親子向け地図育ワークショップ」を展開予定。

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