思考の癖をどうつけるかが、子どもの成長を左右する? | 「考える力」を伸ばす『地図育®』コラム

思考の癖をどうつけるかが、子どもの成長を左右する?

考える力

■コップの水は「まだ半分」か「もう半分」か

コップに半分水が入っていた時、あなたのお子さんなら、それを見て何て言うと思いますか?

「まだ半分残っているよ」ですか?

それとも「もう半分しか残っていないよ」でしょうか?

 

同じ現象なのに捉え方が違う。これが思考の癖です。

ポジティブなのか、ネガティブなのか。

全体を捉えるのか、個別を捉えるのか。

ホントに人それぞれです。

 

物事の捉え方で日々の気持ちが大きく変わることは大人の皆さんなら感じられることではないでしょうか。

人生をどこまで充実させてくれるのか、そのくらい思考の癖、というのは大事なことです。

 

■よい思考の癖は、子ども時代に培いたい

この「思考の癖」、本人の生まれもっての性格、と言ってしまう人もいるでしょうが、私は外的要因、すなわち幼いころの親がどう接していたかによって随分と変わると思っています。

つまり、子ども時代に培われる思考の癖は親による影響がかなり大きいのだと思います。

 

実は私は結構長い間、物事をネガティブに捉える癖がついていました。つまり「もう半分しか」の方の人間でした。

その原因を探ってみると、両親の幼少期の私への接し方が大きかったのではないかと思っています。出来の悪かった私がよっぽど心配だったのか、よく「○○しないとダメになっちゃうよ」「ちゃんとしないと落ちこぼれになっちゃうよ」と脅迫まじりに言われたものです。

そうなると、子どもの私としては「落ちこぼれにならないためには自分のことを治さなきゃ」と自分に無いものばかりを探しているようになっていました。そして「自分の粗さがしをする」という思考の癖を持ってしまったために苦しくなり、段々積極性も無くなっていく時期がありました。

この自分を苦しめる「思考の癖」を客観視し、前向きに捉えられるようになったのはここ10年くらいのことです。

 

楽しくなれば人生前向きになる、とはよく言われることです。前向きになれれば、人は創造力豊かになり、建設的に物事を進める意欲が湧いてきます。

その源は親の接し方によってつけられる「思考の癖」。これが長い人生を幸せに過ごす大きな原動力だとしたら、幼少期のうちに良い思考の癖をつけられるようにすることが、親の大きな務めの1つなんだろうと思います。

 

 

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