卓球・平野美宇選手の母に見る、子どものために「自己決定力をする場づくり」をするということ

先日、日本テレビで「深イイ話」という番組の特番を放送していました。

その中で特集されていたのが、卓球の平野美宇選手のお母さんの真理子さん。

平野1

 

このお母さん、ご自身も大学時代までは卓球選手で、卒業後は教員のご経験もあるそうで、いまは運営されている卓球の教室で、子育てしながら指導もされているそうです。

お子さんは美宇選手以外に二人の女の子がいて、そのうちのお一人は発達障害をかかえていらっしゃるそうですが、その事実を隠すことなく、サポート。悲壮感などまったくなく全力で生きていらっしゃる姿が印象的でした。

 

こちらの平野真理子さん、ご自身の子育て論をいくつかお持ちなのですが、私が最も共感したのが、「自己決定力をつけさせる」というところ。

 

平野5

 

 

 

普段の遊びから、親が何かを決めてそれに従わせるのではなく、

選択肢は親が用意するものの、最後に決めさせるのは子どもにゆだねる、というのです。

 

番組内では、家族で釣りに行った際、釣れた魚をどのように調理するか子どもたちに選ばせるシーンが紹介されていました。

 

平野真理子さんは意識的にこうした行動を取っているようで、読み聞かせの絵本でどれを読むかということや、公園で遊ぶ場合もどの遊具で遊ぶかなども、子ども自身で選ばせるようにして、

普段の生活や遊びの中に、「自分で決定する場」

を常につくっている、というのです。

 

 

こうすることで、わが子が

将来、人生の大きな決断を自分で下せるようにする

ということが狙いだそうです。

平野3

 

 

とても共感できました。

 

地図育が目ざす方向性と非常に近いと思いました。

 

地図育は、北欧生まれの競技スポーツ、オリエンテーリングをベースにした教育メソッドです。

 

地図をもって、なるべく短時間で目的地を目指しますが、目的地までのルート選び、実際に進んでからの道選びなど、地図育には「選ぶ」場面がたくさんあります。

 

常に自分で選んで、行動する

 

そうすることで自分の行動に責任感が生まれ、言い訳をしなくなる。

そして、上手くいけば自信になり、上手くいかなくても次へのやる気になる。

 

親が全部やってしまうのではなく、子ども自身にやらせる、選ばせることにはこんな効果があります。

 

オリエンテーリングでは、自分でチェックポイントを見つけられることが「小さな成功体験」となりますし、道に迷ってしまうことが「小さな失敗体験」にもなります。

 

「小さな成功体験」「小さな失敗体験」

 

このどちらも子どもの成長には大事な体験です。

 

もし今回の平野真理子さんのお話を聞いて、「わが子に自己決定させる場を作れていないな」と思ったら、どんな場面で作れるか、考えてみるといいと思います。

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折江 晃

地図育®コンサルタント(1972年生・男)。 一人でも多くの子ども達に、「自分の人生を自分で切り開く楽しさを実感して欲しい」という思いで、地図育講座・ワークショップを主宰。 小学4年生のときに、北欧生まれの競技スポーツ、オリエンテーリングに出会い、運動は苦手でも、地図の読解力、判断力、忍耐力などを発揮することで好成績を残せる点に魅了され、高校時代まで続ける。 大学卒業後、広告会社に就職。長年マーケティング業務にたずさわる中で、競技オリエンテーリングで培った「自分で考えて行動する力」がビジネスや人生に応用できることを実感。 この経験を自身の子育てに活かすために、地図を通じて「自分で考えて行動する力」を育むオリジナルメソッド『地図育®』を開発。全国の児童に普及する活動を展開中。 1972年生東京都出身・在住。明治大学政治経済学部卒業。小学生の女児・男児の父親。 【保有資格】 ・ワークショップデザイナー ・オリエンテーリング・インストラクタ 【連絡先】contact@mappower.jp

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