スマホ認知症って何?情報があふれる社会でのわが子の上手な育て方

最近スマホ認知症になる若者が増えている、というニュースがありました。

 

スマホ認知症、

聞きなれない言葉ですが、報道した日テレニュース24によると、

 

「スマホなどのIT機器に頼りすぎ。ることで脳の機能を低下させてしまう病態」

 

とのことで

まだ具体的な病名にはなっていないではないそうですが、

 

実際に認知症を専門とするクリニックでは、

 

「物忘れ外来を訪れる患者の若年化がどんどん進んでいる」

 

 

患者の30%が40代~50代、10%が20代~30代と認知症にならないような世代の受診がここ数年は増えている

 

という報道がされていました。

 

なぜ、そのようなことになってしまうのでしょうか?

 

報道によると、

 

スマホの登場で現代人は“情報入手”だけが多い状態になっている。気がつけば、脳は情報で“オーバーフロー”となり過労状態になるという。

 

そのため、物忘れや感情のコントロールができない、自分らしさを失うといった、うつ病や認知症と同じ症状が引き起こされる

 

とのことで、症状が進めば本当のうつ病になってしまう危険もあるとのこと。

 

怖いですね。

 

スマホとは切っても切れない生活になっているだけに、我々大人だけでなく、現代の子どもたちに共通する問題だと思います。

 

■いまの子どもたちに必要なのは、情報を「選んで」「使う」力

 

このニュースでは、スマホ認知症にならないための方法として「ぼんやりすること」が良いと言っています。

集中して何かをした後にぼんやりする時間が脳には必要

 

移動中、食事中、休日、就寝前、スマホと一緒に過ごしていたこの時間をぼんやりする時間に切り替え、スマホ認知症と無縁の生活を。

 

なるほどです。

 

情報があふれる時代、一度流入してくる情報を遮断してみよう、ということですね。

 

いわゆる、デジタルデトックス、という考えに近いですね。

※デジタルデトックスの解説についてはこちら

 

 

しかし、現代社会において情報を遮断するのはなかなか難しい話。

 

そうなると、

いかに流入してくる情報をどう処理するか、

ということが問われてきます

 

この処理する、という言葉をもう少しひも解くと

 

・何が自分にとって必要か必要でないかを判断し、

・必要な情報だけを自分のために活用する

 

ということなんだろうと思います。

 

 

一方、いまの子どもたちは、大量の情報を前にしてあまりにも無防備のような気がします。

 

自分にとって何が必要な情報なのかを見極め、「判断する」という行為の訓練がされていないために、

 

インパクトの強い、刺激的な表現がされる表層的な情報に流され、モノの深層を知らないまま生活しているような気がします。

 

■地図育で鍛えるのは、大量の情報から自分に必要なモノを嗅ぎ分けて、活用する力

 

地図育のベースであるオリエンテーリングの場合、情報はどのようにあつかっているでしょうか?

 

地図はたくさんの情報の宝庫です、

 

というか、地形や建物の位置関係などがすべて載っているので地図自体が情報そのものなのです(だから江戸幕府は日本地図の海外流出を厳しく禁じたのです)

 

地図を持って目的地に向かう場合、描いてあるすべての情報を拾うわけにはいきません。

 

だって一つ一つ確認していたら一歩も前に進めなくなってしまいますから。

 

そこで人は、自分が前に進むために必要な情報だけを取捨選択し、

 

その選んだ複数の情報をチェックポイントにして、目的地に向かう訳です。

 

このチェックポイントを決められなかったり、

また、きちんと探し当てられないと、

 

道に迷ってしまうので大変です。

 

そこで「何を選ぶか」という目利き力が問われてきます。

 

 

この「情報を目利きする」という行為は、意識しないと出来ません。

 

この情報は使えるか使えないか。

 

そして、さらに選んだ情報を「活用する」という次の段階が出てきます。

 

つまり、

 

自分に有益な情報を選ぶ→活用する

 

という「情報活用力」が一つのセットになってきます。

 

◾情報社会で生きていく力になる地図の「情報活用力」

繰り返しになりますが、現代は情報過多社会です。

 

目の前にある情報がすべて自分にとって役に立つ訳ではありません。

 

わが子が自分が自分らしく生きていくためには、

 

情報に流される一方ではなく

 

情報をうまく使う

 

立場になっていることが重要です。

 

そのためには普段から頭を動かして、情報を使う訓練が必要です。

 

 

この訓練をしていないと、出てきた情報を処理することだけに追われ、判断するということをしなくなってしまいますからね。

 

 

地図育でおこなうオリエンテーリングは、単に早く目的地に向かうことが目的ではなく、

 

情報を上手く活用するか

 

ということの訓練も大きな目的としておこなっているのです。

 

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折江 晃

地図育®コンサルタント(1972年生・男)。 一人でも多くの子ども達に、「自分の人生を自分で切り開く楽しさを実感して欲しい」という思いで、地図育講座・ワークショップを主宰。 小学4年生のときに、北欧生まれの競技スポーツ、オリエンテーリングに出会い、運動は苦手でも、地図の読解力、判断力、忍耐力などを発揮することで好成績を残せる点に魅了され、高校時代まで続ける。 大学卒業後、広告会社に就職。長年マーケティング業務にたずさわる中で、競技オリエンテーリングで培った「自分で考えて行動する力」がビジネスや人生に応用できることを実感。 この経験を自身の子育てに活かすために、地図を通じて「自分で考えて行動する力」を育むオリジナルメソッド『地図育®』を開発。全国の児童に普及する活動を展開中。 1972年生東京都出身・在住。明治大学政治経済学部卒業。小学生の女児・男児の父親。 【保有資格】 ・ワークショップデザイナー ・オリエンテーリング・インストラクタ 【連絡先】contact@mappower.jp

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