子どもが心身ともに成長する接し方をワークショップデザイン的に考えると色々とヒントが見えてくる

ワークショップデザイナーの勉強をしていると、時々フト、これって子育てに使えるな、と思える時があります。

 

そもそもワークショップデザイナーとは何でしょう?

色々な定義がありますが、青山学院大学が一般社会人向けに主催している「ワークショップデザイナー養成プログラム」では次のように定義しています。

ワークショップデザイナーは、人と人とのコミュニケーションの場面を生み出していける専門家として、「共に」活動することを楽しめる資質を持ち、コミュニケーションを基盤とした知識や技能を活用する参加体験型活動プログラム(ワークショップ)の専門職。

 

ワークショップデザイナー育成プログラムでは、ワークショップデザイナーの専門性を「コミュニケーションの場づくり」と位置づけ、ワークショップの企画・運営、コーディネート、講師ができるようになることを目指しています。

すなわち、立場や元々の考えが異なる人々が共に語りあい、理解しあうコミュニケーションを作り出す専門家がこの「ワークショップデザイナー」なのです。

 

コミュニケーション、と言う点では「親子間」にも存在します。

でも「○○しなさい」「○○してはダメでしょう!」というのはコミュニケーションと呼べるでしょうか?

私は違うと思います。これは「命令」あるいは「指示」といわれるもので、一方的な情報伝達です。

コミュニケーションは、お互いに興味を持ち、思いやり、理解することで生まれます。

ワークショップデザインで重視されるのが、

・参加を増幅する仕掛け

・参加を保証する仕掛け

です。

どういうことかというと、

参加を増幅する仕掛け→どんどん楽しくなってワークショップにのめりこんでいけるための、ワークショップ上の演出・動き・ルール

参加を保証する仕掛け→つまらない、嫌だ、ついていけない、という非協力的な参加者を生み出さないワークショップ上での動きやルール

 

といったところです。

家族で一緒に行動したり、共同作業する際ももし「参加」という言葉を使うのであるならば、こうしたワークショップデザインの考え方も十分に使える訳です。

具体的には「まずきちんと相手の話を聞くこと」

相手の目を見て、話しをしっかり聞くことで信頼関係が生まれます。

そして、いきなり否定から入るのではなく、「まずは全てを受け入れること」

それにより、もっと深い信頼関係が出来、相手はこちらの意見を聞き入れる土壌が出来るのです。

「信じて受け入れて、理解する」これはコミュニケーションの場づくりの基本です。

 

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折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育アドバイザー(45歳・男性) 1972年生東京都出身・在住。明治大学政治経済学部卒業。小学生の女児・男児の父親。 小学4年生のときに、競技オリエンテーリングに出会い、運動は苦手でも、地図の読解力、判断力、忍耐力などを発揮することで好成績を残せる点に魅了され、高校時代まで続ける。大学卒業後、広告会社に就職。長年マーケティング業務にたずさわる中で、競技オリエンテーリングで培った「自分で考えて行動する力」がビジネスや人生に応用できることを実感する。この経験を自身の子育てに活かすために、地図を通じて「自分で考えて行動する力」を育むオリジナルメソッド『地図育』を開発。現在は、「一人でも多くの子ども達に、自分の人生を自分で切り開く楽しさを実感して欲しい」という思いで、地図育アドバイザーとして、地図育講座・ワークショップを主宰している。 連絡先:contact@mappower.jp

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