わが子の中学受験を乗り切る武器となる非認知能力の育て方

中学受験

こんにちは。

前回のコラムでは、中学受験には2つの準備期間がある、というお話をしました。
(前回の内容はこちら↓)

今回は、最初の準備期である「あり方養成期」の過ごし方について考えてみましょう。

「あり方養成期」に伸ばすのは、『非認知能力』

前回の内容でも少し触れましたが、「あり方養成期」に伸ばした方が良いのは、
いわゆる『非認知能力』というものです。

『非認知能力』とは 「点数化できない個人の能力」 のこと。
具体的な内容は下記の表がわかりやすくまとめてくれているのでご紹介します。
(出典: 山梨中央銀行のサイト)   

すなわち、『非認知能力』とは、
「より良い人生を過ごすための『基礎姿勢』」のようなもの。

『目標を定め、その達成のために多少の失敗にもめげずに、工夫しながら頑張る』
生きていく上で、こうした『基礎姿勢』を早い段階が身につけておくことが、
その後の「やり方養成期」(学力向上期)への成長へとつながっていくのです。

非認知能力を伸ばすためのポイント

では、この非認知能力、どうやったら伸ばせるでしょうか?
様々な説がありますが、いくつかポイントを絞ると、次のようになります。

①自然の中で過ごす
例えば、お子さんが一人で黙々とゲームをしている環境で、非認知能力は伸びるでしょうか?
まったく伸びないとは言い切れませんが、どちらかというと可能性は低いでしょう。

自然の中は、ハプニングの連続です。
突然風が吹いたり、虫が飛んできたり。
思わぬところに石があって、転んだり。

でもこうして整えられていない状況の中で、どのように対応するか、
ということを、子どもは遊びの中で学んでいきます

いつのまにか創意工夫をする条件が、自然には揃っているのです。

②ルールは簡単だが、子ども自身が工夫できる部分がたくさんある遊びをする

いくら子どもにとってはためになるゲームでも、ルールが難しかったり、やり方が難しいと子どもは楽しむことが出来ず、すぐに投げ出してしまいます。
もちろん創意工夫して、成長する機会は生まれません。

例えば、チェスとオセロ。
西洋版将棋と呼ばれるチェスは、駒それぞれの動きもバラバラで複雑です。
一方でオセロは白黒の駒をひっくり返して、最後に数が多い方が勝ち、というシンプルなルール。

ルールに悩まなくていい分、ゲームに集中できます。
つまり、子どもなりに「どうやったら勝てるか?」と考える余裕が生まれるので、
そこで創意工夫をすることができます。

ルールはシンプルに、
しかし、奥が深い。

そんな遊びが非認知能力を向上させるには効果的です。

③家族全員でわが子の行動や感情に共感し、受け入れる
これは、お子さんというよりも周りの大人に関する内容です。

先程も触れた通り、非認知能力は自然の中にいた方が育まれやすいと言われています。
自然の中にいると、汚れることもしばしば。

そんな状況で保護者が「あれダメ」「これダメ」と規制ばかりしてしまっては、
せっかく子どもが好奇心を持って、様々なチャレンジをしようとしている芽を摘んでしまいます。

よほど身体の危険を及ぼしたり、他人に迷惑をかけるようなことでない限り、
子どもの行動を受け入れ、共感してあげる姿勢を持つことがとても重要です。

オリエンテーリングは『非認知能力』を伸ばすのに最適なスポーツ

地図を使った、北欧生まれの競技スポーツオリエンテーリングは、上記のポイントから見ると、
「非認知能力」を伸ばすのに、バランスが良く、非常に適しています。

まず、基本は「自然」の中でおこなわれます。
森や公園など、木々が生い茂る中で歩いたり、走ったりするので、
体力を鍛える、という点でも利点があります。

そして、「ルールが簡単」です。
「地図上に記されたチェックポイントを順番に回ってきて、なるべく早く戻ってくる」
という極めてシンプルなルール。

それなのに「奥が深い」
「チェックポイントを順番に回る」のは参加者みな共通だが、
「どうやってたどり着くか」の進み方はそれぞれ違う。

そこに子ども達に「自分の進み方を決める」裁量権が与えられます。

『なるべく早く帰ってくる』というミッションの下、
「じぶんだったらどうする?」という創意工夫をしやすい状況になるのです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、中学受験にむけての最初の準備期間である『あり方』の養成期間に育てるべき
『非認知能力』のお話と、

『非認知能力』と『オリエンテーリング』の関係性についてまとめてみました。

このお話をもっと聞きたい、という方は是非ご連絡ください。
お待ちしています。

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