今日フト思いました。
親にとって「子どもに幸せになってもらいたい」ってどういうことだろう?
よく言われることですが、子どもは大人の所有物ではありません。子どもには子どもの人格があり、それぞれの生き方があります。その子の人生をすべて管理下におくことなんて出来ませんし、するべきではありません。
子育てのゴールは、「子どもが精神面・経済面双方完全に自立した」状態だと思います。
このゴールは突然は到達しないわけで、日々の生活の中で少しずつでも訓練を重ねられるか、特に精神面をどれだけ親として自立する準備を整え荒れるかが極めて大事なんだと思います。
「精神的に自立する」というのは、たとえ困難の壁にぶち当たっても諦めずに取り組みつづけ、いつかは突破する、という小さな成功体験が必要なんだろうと思います。
どれだけこうした小さな成功体験の場を親が敢えてセッティングしてあげられるかが、
親としての腕の見せどころのような気がします。
たとえば私が取り組んでいるオリエンテーリング。
地図とコンパスだけを使い、自分で通る道を選んで己だけを信じて進んでいく。
そしてチェックポイント(コントロール)までたどりついたの感覚はまさに小さな成功体験。
あえて親は先導せずに子どもたち主体でルート選びを任せる。
これが繰り返し出来れば、絶対に子どもは自信が付きます。
だからこそお父さんお母さん達にはどんどんお子さんを外に連れ出して、一緒にオリエンテーリングを楽しんでほしいのです。
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